FX4クラウドを導入した経緯について、教えて下さい。
これまではFX2を利用していましたが、他社を買収したことにより日々の入力数が増え、経理事務の負担が重くなってしまいました。特に、入力できるパソコンが1箇所に限られてしまうことや、複数人が同時並行して入力できないことが問題となっていました。その時、トップの齋藤亮介さんに提案していただいたシステムが『FX4クラウド』です。複数のパソコンから同時入力ができることや、どこにいてもネット環境さえあれば業績をタイムリーに把握できるという特徴を聞きました。またFX4に入力したデータから連動して会議資料やグラフが自動作成され、同じ画面上で関係会社のデータも確認し入力できるため、経理事務の効率化や会議資料作成の手間が省けると思い、導入に踏み切りました。
実際にFX4クラウドを導入してみた感想を教えてください。
『FX4クラウド』の導入により、複数人入力が可能になりました。導入前は1台のパソコンで入力しておりましたが、導入後は複数台のパソコンで経理担当者が同時に入力することが可能となり、効率化を図ることができました。また、場所を選ばず自社の財務状況を確認することが可能となり、迅速な経営判断ができるようになったことも良かった点として挙げられます。
今後のFX4クラウドの活用方法等について教えてください。
今後は、MR設計ツールの積極的活用を考えています。先日トップの開催するMR設計ツールのスキルアップセミナーに参加し、さっそく部門別の業績を『FX4クラウド』から連動しました。補正をしなければならない箇所はありますが、実績表やグラフ等の資料を作成することが出来たため、積極的に会議で活用していきたいと思います。また、他社システムからの日々の売上の連携やクラウドという特徴を活かし、各事業の店舗責任者が自店舗の取引を入力するという新たな仕組みも考えて業務の効率化を図っていきたいと思います。
FX4クラウドを導入した経緯について、教えて下さい。
これまではFX2を利用していたのですが、属人化している経理業務をオープンにすることで効率化を図り、社長の私自らシステムを活用して業績管理をしたいと以前から考えていました。FX4クラウドは複数のユーザーが同時に利用できること、自社の販売管理システムとの仕訳連携が可能になること、といった特徴があり非常に魅力を感じましたので導入を決意しました。また、FX4クラウドが国の支援策であるIT導入補助金の対象システムであったことも導入を後押ししてくれました。この補助金により初年度の費用負担が3分の1に抑えられ、非常にありがたいと感じています。
実際にFX4クラウドを導入してみた感想を教えてください。
まず、自社の販売管理システムとの仕訳連携が可能になり仕訳の正確性が担保されるとともに、これまではひとつひとつ入力しなければならなかった仕訳について仕訳連携の機能を活用することにより入力業務の効率化が実現できました。また、業績の確認画面からそのままドリルダウン形式で仕訳単位まで掘り下げることができ、疑問に感じたことをすぐに解消できるようになりました(例えば、経費の計上額が思ったよりも多いなと感じた際にはドリルダウンによりすぐに取引内容まで確認できます)。以前であれば経理に聞く、もしくは経理のパソコンを借りなければできなかったことが、FX4クラウド導入によりいつでも自分のパソコンで確認できるようになりました。まだまだ使い始めたばかりですので徐々に活用の幅を広げていきたいと考えています。
今後さらに活用したいこと、期待することはありますか。
FX2とは違い、複数階層での部門別管理ができると聞いていますので部門別業績管理の活用を徹底したいと考えています。利益貢献部門や不採算部門を正確に把握し経営の意思決定を迅速にしていくことが目的です。同時に部門責任者にも自部門の業績を把握してもらい管理体制を強化し、会社全体のレベルアップを図っていきたいと思います。さらに、①FX4クラウドの文字サイズやフォントの変更の幅を広げてもらう、画面拡大ができるようになる等、画面を見やすくする工夫、②パソコンだけでなくスマートフォン等でいつでもどこでもFX4クラウドの画面が見られるようになること、を今後期待しています。
FX4クラウドを導入した経緯について、教えて下さい。 以前は、DAIC2システムを利用していたのですが、トップさんからFX4クラウドの紹介があり、複数拠点での入力や部門別管理の活用等、今後の事業展開を考えていく中で魅力を感じ、導入しました。また、ちょうど同時期に、これまで使用していた在庫管理システムの変更を検討していたのですが、こちらについても、トップさんから紹介のあった株式会社アルファテックスの「アルファパレット」という在庫管理システムに切り替えることにしました。アルファパレットに関しては、在庫管理システムとしての機能のみならず、入力された蓄積データを元に、FX4クラウドとの仕訳連携ができる点に魅力を感じ、導入を決めました。
実際にFX4クラウドを導入してみた感想は?
まず、アルファパレット(在庫管理システム)との仕訳連携を活用することにより、仕訳の正確性が担保されました。これまでは、紙の帳票を元に仕訳を手入力しなければならなかったのですが、仕訳連携の機能を活用することで、アルファパレットでの入力データを元に、FX4クラウド側で自動で仕訳が計上されるようになり、計上誤り(消費税の課税区分や摘要欄の誤り等)がなくなりました。また、複数店舗での入力が可能となったことで、これまでは、入力担当者が本社まで来て行っていた入力作業を、各店舗において行うことができるようになり、作業効率が上がりました。仕訳連携に関しては、導入時の設計に関して、かなり細かい部分までトップさんとTKCの担当の方と打合せをしながら行いました。今では問題なく活用できています。
今後のFX4クラウドの活用方法等について、教えて下さい。
多店舗展開を行っており、FX4クラウドを導入する前は、どうしてもリアルタイムでの業績の把握というのが難しい部分がありました(各店舗の月末の最終在庫が確定してからでないと、会社全体の損益が判明しない等)。今後は、複数拠点での入力ができるというメリットを活かし、各店舗でのリアルタイムでの業績の把握に努めて、迅速な意思決定ができるようにしていきたいと考えています。また、FX4クラウドの特徴である、部門別管理についても、積極的に活用していきたいと思います。部門の設計次第で、店舗別・自動販売機別・エリア別・責任者別等、かなり細かい部分まで分析ができるようになっていますので、今後は様々な角度から自社の業績を分析し、打ち手を考えていきたいと思います。リアルタイムでの業績の把握と同時に、内部管理用のツールとしても、積極的に活用していく予定です。
貴社の概要を教えてください。
当社は、本社を沼津市に置き、千葉県松戸市にて医薬品製造業・第2種医薬品製造販売業・医薬品卸販売業等を行っています。他にはISO13485の認可を受け体外診断薬の研究開発・製造・販売等の業務も行っています。平成25年には栃木県那須町にてメガソーラーを設置し、その隣に温泉の排湯を熱源とする農業用ハウスを建設しています。農業用ハウスの建設が完了したら体に障害のある方に手伝っていただき、福祉施設としてトロピカルフルーツの栽培を試みたいと考えています。
2年ほど前から給与計算を行うためにPX2を導入しましたが、導入前はどのように給与計算をしていましたか?
税理士法人トップさんに関与をしていただくまで、代表取締役の多々納俊雄が知り合いの税理士さん等に聞きながら給与計算等を行っていました。
PX2導入後メリットは感じましたか?
PX2を導入してから非常にメリットを感じています。PX2を導入する前は、私自身が給与計算をしていなかったということもあり、どの従業員にいくら支払っているのか等を社長だけが把握をしている状況でした。事業拡大に当たり、社長には取引先との打合せや新薬の開発等に力を注いでもらうためにPX2を導入してからは私が給与計算を行うようにしました。社会保険の加入手続きや労働保険の計算等は以前から行っていましたが、給与計算は初めてだったので非常に不安でした。毎月の監査の際に、少しずつPX2の入力指導をしていただき、導入前に抱いていた不安も徐々に解消され、今では私一人で給与計算を行うまでになりました。PX2への入力も非常に簡単で、給与計算をするだけで給与明細が作成されるだけでなく、自動的に賃金台帳も作成でき、非常にメリットを感じています。自動的にさまざまな書類が作成されるので転記間違いもなく社長も安心しています。
貴社はFX4クラウドも導入していますが、PX2とFX4クラウドとの連動機能についてどのように感じていますか?
TKCのシステムに搭載されている連動機能には正直驚きました。PX2で入力した給与の仕訳が、ボタン1つでFX4クラウドに連動をするので、賃金台帳を基に仕訳を作成する手間も省けました。経理担当者の入力負担も軽減でき、とても助かっています。
今後はどのようなことを行いたいですか?
今は従業員の入社・退社の処理は監査の際に聞きながら行っていますが、これからはその都度処理を行いたいと思っています。他には社会保険の算定基礎届出や労働保険料申告書の作成、源泉所得税のダイレクト納付も今後は行いたいと思っています。入力等で分からないことがあった際、すぐに担当の方が教えてくださるのでPX2の機能を全て使いこなせるようになれば、今以上に仕事を楽しく行うことができると思いますので、その日を目指して頑張りたいと思っています。