「海外ビジネスモニター(略称:OBM)」を導入しました!!

株式会社 長野製作所 長野喜髙 様

※「海外ビジネスモニター」とは、海外に展開する子会社の財務データを、日本にいながら、FX2と同じ変動損益計算書形式で業績を見ることができるシステムです。

株式会社 長野製作所 長野喜髙 様

「海外ビジネスモニター」を導入しようと決断した最大の要因は?

平成26年7月29日に、東京でこの「海外ビジネスモニター」の体験説明会があると、税理士法人トップに紹介され、自社と同様、海外に子会社を持つ、知り合いの経営者と一緒に参加し、そこでこのシステムの特徴をお聞きし、更にデモデータを使いながら操作体験しました。そこで、「これは便利なシステムだ!!」と思い、即導入を決断しました。


この「海外ビジネスモニター」を導入する前の、子会社の業績把握はどうしていたのですか?

導入前は、毎月アメリカの子会社の責任者から、営業と業績について報告書が提出されており、営業会議や取締役会で大まかな業況を把握していました。
でも、経常利益ベースまでは把握しておらず、最終的な利益を確認するのは、年に一度の決算書だけでした。ですから、最終利益に関しては、決算書を見るまで、どうなっているのかわからないので、若干の不安がありました。やはり、海外ということで、ある部分任せているが、本当にそれで良いのだろうかという不安感は拭えませんでしたね。

現在、導入されて約半年が経過しましたが、この「海外ビジネスモニター」をどのように活用されていますか?

このシステムは、自分のパソコンで、いつでも見ることができるのがまず便利ですね。自分だけでなく、他の役員も同様にみることができるようになっており、営業会議や取締役会でも、共通の認識を持つことができるようになりました。私は全体の業績を、FX2と全く同じ「変動損益計算書」の様式で見ていますが、財務・経理所管の責任者は、更に仕訳ベースまでドリルダウンして内容を確認しているようです。
業績が把握できるだけでなく、親会社である当社が、常に監視しているという内部牽制も働くと感じています。これも大事なことだと感じています。

今後の展開についてお聞かせ下さい。

今回アメリカの子会社について、この「海外ビジネスモニター」を導入しましたが、昨年、中国にも子会社を設立しましたので、当然ですが中国にもこのシステムを導入する予定で、現在、中国側の会計士と経理担当者の人材を募集しているところです。
アメリカに比べ中国はまだ会計の部分で未熟な部分があると聞いていますので、なおさら管理面を強化して行く必要があると感じています。
TKCの「海外ビジネスモニター」と連携可能な中国の会計ソフトの種類も既に聞いておりますので、それを指定して経理体制を整えるつもりで動いております。